赤帽の引越し~単身者など荷物が少ない引越しで人気~

赤帽は、軽トラックを使った運送業者で構成される協同組合組織です。

少ない荷物を運んでくれる便利屋さんのようなもので、運送事業の1つとして引越し荷物の運搬も行っています。

学生の一人暮らしや単身者の引越しで人気があり、オリコングループが発表している引越し会社のランキングでは、2020年に総合ランキングで1位になりました。

利用者の声では、「荷物が少なく近所への引越しだったので、気軽に利用できて料金にも満足している」「単身赴任の引越しだったので、安くて満足している」「価格が安く、対応も親切だった」等の意見があり、満足度が高いことが分かります。

赤帽の特徴

赤帽は大きく分けて2タイプあり、主に企業向けの宅配や定期便などの仕事をしている赤帽と、引越し作業全般を任せられる赤帽とに分かれます。

赤帽の中には、建物の養生や家具・家電などの梱包をしてくれるところもありますが、事業所によって対応が異なります。

個人事業主であるメリット・デメリット

赤帽は、個人事業主で構成されていますが、これはメリットでありデメリットでもあります。

個人事業主なので何かと融通が利き、依頼者のニーズに柔軟に対応できることはメリットですが、サービスの質などが一定していないのはデメリットと言えます。

TVの設置やエアコンの脱却作業など、+αの作業での対応が異なるので、作業内容について事前に確認することが大切です。

電話見積りでOK

赤帽は、基本的には電話見積りで依頼を受けます。訪問見積りしない分、電話での対応は丁寧で、住まい状況や新居状況などを細かく聞いてトラブルがないように努めます。

注意点としては、荷物量や搬入経路などが自己申告になるので、引越し情報を正確に伝えなければいけないことがあります。

実際の荷物が申告した量より多い場合は、用意したトラックでは積み切れないことがあるので気を付けましょう。

引越し料金について

トラックの使用台数や移動距離、作業内容などによって引越し料金が決まります。各赤帽によって引越し料金の基準が変わるので、最寄りの事業所に問い合わせてみて下さい。

トラック1台を貸し切って運搬するので、手配されたトラックに積み切れる荷物量であれば、荷物が増えた場合でも追加料金がかからないことが多いです。

保険について

赤帽は、貨物保険に加入しているので万一のことがあっても安心ですが、補償額は各赤帽によって異なります。

どの赤帽でも、貨物賠償は最低でも300万円以上補償されますが、運搬の手伝いをした部分での荷物の破損や損傷は、責任の所在が曖昧になることが多く、対応も十分でないことがあるので注意が必要です。

引越しトラブルを防ぐためにも、荷物の破損などに対する補償を確認しておきましょう。

引越し業者との違い

  • 依頼者自身も運搬を手伝う場合がある
  • 段ボールなどの梱包資材は含まれていない
  • 運べる家財の量が限られる
  • 依頼者自身もトラックに同乗することができる

依頼者自身も運搬を手伝う場合がある

引越し業者との最も大きな違いは、依頼者自身も引越し作業を手伝う可能性があるということです。

赤帽ではドライバー1人が引越し作業を行うため、重量のあるものなど1人で運べないものは、依頼者自身も運搬を手伝います。

引越し業者は最低でも2人以上の作業員で運搬するので、作業を分担して効率良く仕事ができますが、赤帽での作業人数は1人なので、自分も率先して手伝ったほうが早く引越しが終わることが多いです。

段ボールなどの梱包資材は含まれていない

引越し業者が提供する引越しプランには、荷造り用の梱包資材が含まれていることが多いですが、赤帽には含まれていません。梱包資材の料金が含まれていない分、費用を抑えることができます。

赤帽で資材を購入することも可能のようですが、スーパーなどで手配したほうが安く済みます。

運べる荷物量が限られる

引越し業者に依頼する際は、最低でも2t車を手配することが多いので、荷物が積み込めないなどのトラブルが起きにくいのですが、赤帽は、軽トラックでの引越しになるので運べる荷物が限られます。

トラック1台で積み込めない場合は、増車しての対応になり、引越し業者と比べると費用やサービスに劣ることがあります。

依頼者自身もトラックに同乗できる

引越し業者と違って、トラックに依頼者も同乗できます。

引越し先までの交通費も節約できるので、1人暮らしの学生などにはありがたいサービスですよね。

移動距離が長い場合や荷物量が多い場合は、要相談になります。

赤帽と引越し業者の見積りを比較

私自身、赤帽と引越し業者の見積りを比較したことがあります。

洗濯機1台だけの引越しだったのですが、引越し業者と然程変わらない引越し内容でした。

比較した各社の見積り額(税抜き)は以下の通りです。

人力引越社 12,800円
アリさんマークの引越社 12,000円
アーク引越センター
サカイ引越センター 15,000~20,000円
アート引越センター
ヤマトホームコンビニエンス 11,500円(変動有り)
赤帽 12,000円くらい

見積り額だけを見ると赤帽も引越し業者も大きな差はありませんが、引越し業者は作業員2人での見積り額になり、赤帽は作業員1人だけの見積り額になります。

同じ引越し内容だったら引越し業者に頼んだほうが良いと思い、この時の引越しでは赤帽には依頼しませんでした。

条件によっては、引越し業者でも赤帽と同じくらいの値段で引越しできます。

この時に利用したのが、一括見積りサービスの引越し侍です。

一括見積りサービスを利用すると、簡単に複数の引越し業者を比較できるので、お値打ちな引越し料金になる可能性が高いです。

赤帽で見積りを取るだけではなく、一括見積りで引越し業者の見積りも取ってみることで、料金面だけではないサービス内容を比較できます。

引越し業者の一括見積は、提携している引越し業者291社(※2020年1月現在)、業界トップクラスの引越し紹介件数を誇る引越し侍がおすすめです。

赤帽の引越しサービスでの口コミ

Twitterで赤帽の口コミなどを集めてみました。

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