3月・4月の引越し予約には注意!引越しの予約はいつからいつまでに取る?
引越しの予約をお願いできる時期は、大体2カ月前からとしている引越し業者が多いですが、中にはもっと前から予約が取れる、あるいはもっと引越しが近くなってからでないと予約が取れないという業者もあります。
いつまでに引越しの予約をすれば良いのかという点に関しては、特に明確な規定はありません。トラックの空きがあれば、当日の引越しでも予約できることもあります。
しかし、毎年3月~4月は、引越しが混み合う時期ですので、引越し直前に予約の依頼をすると、トラックが埋まっていて希望日に予約が取れないこともあります。3月~4月に引越しする方は、早めの予約が必要になります。
引越しが混み合う時期は、例え1カ月前に予約の依頼をしたとしても、トラックが埋まっていて予約できないことがあります。
逆に、引越しする人が少ない時期は、引越し直前に予約したとしても、受け入れてくれることがありますよ。
引越しの予約はいつから取れるのか
- サカイ引越センター / 引越しの約2カ月前
- 日本通運 / 引越しの約2カ月前
- アート引越センター / 引越しの3カ月前頃
引越し業者の公式HPの、「いつから見積りをお願いできるの?」との質問コーナーに、このような回答が載っていました。
約2カ月前、引越しの3カ月前頃と回答はそれぞれありますが、半年前などあまりに早い予約は受け付けていないようです。
いつまでに引越し予約をしたら良いか
引越しタイプ | 繁忙期(3月・4月)の引越し | 閑散期の引越し |
---|---|---|
家族引越し | 1カ月~2カ月前 | 約1カ月前 |
単身引越し | 約1カ月前 | 3週間~1カ月前 |
家族引越しは、単身で引越しする場合に比べると、荷物量が多く荷造りに時間がかかりますので、早めに引越しの予約を取っておくとスケジュールに余裕が出ます。
また、家族引越しでは、運び出す荷物が多く大きな家財がありがちなため、作業員数を多めに手配する必要が出てきます。
引越しで混み合う時期は、特に作業員や車両が不足します。繁忙期と閑散期で予約状況は違いますが、遅くても1カ月以上前に予約をしておくと安心です。
3月、4月の繁忙期は、2カ月前などできるだけ早く見積りをお願いして予約を取ると良いでしょう。
単身引越しなどの簡単な引越しでは、荷物量が多い引越しに比べると、作業員数も少なくて済みますし、引越しにかかる時間も少ないので比較的引越し直前でも予約は取りやすいです。
しかし、単身引越しだとしても、予約が取りにくい繁忙期の引越しには注意が必要ですし、自分でやる荷造りは、引越し当日までに終わらせないと追加料金がかかる場合がありますので、余裕を持って準備することが必要です。
引越しの予約を早めにすれば確実に引越しできる?
引越しが混み合う時期は、引越しの予約が取りにくいので、例え1カ月前に予約の依頼をしたとしても、トラックが埋まっていて希望日に予約できないことがあります。
逆に、引越しする人が少ない時期は、引越し直前に予約したとしても、受け入れてくれることがあります。
引越し業者によって保有しているトラック数などが違いますし、引越し内容によっても、請け負えるかどうかが違うので何とも言えないところはありますが、予約が取りにくい時期、予約が取りやすい時期があることを覚えておくと良いでしょう。
3月と4月などの予約が取りにくい時期
全日本トラック協会では、引越混雑予想カレンダーを毎年公表しています。
このカレンダーでは、3月と4月の引越しの混雑が予想される日や、特に混雑が予想される日、比較的余裕があると予想される日が分かるようになっています。
平成30年の引越混雑予想カレンダーを見ると、3月16日までの平日と、4月9日からの平日は、比較的余裕があると予想されています。(土日は混雑が予想されます。)
3月17日から4月8日までは、混雑が予想される日と、特に混雑が予想される日が入り混じっているので、3・4月の中でも、3月18日から4月9日までは、特に予約が取りにくい日と考えて良いでしょう。
3月、4月以外にも、引越しが混み合う時期、つまり引越しの予約が取りにくい日があります。
引越しの予約が取りにくい時期
- 3月、4月、9月、10月
- 中でも3月中旬~4月上旬
- 土日
- ゴールデンウィーク
- 夏休み
- 年末
就職や進学で引越し需要が多い3月末から4月の初めは、1年の3分の1の引越しが集中すると言われています。3月末から4月の初めの引越しの予約は、一年で最も予約が取りにくいです。
また、9月、10月は、転勤の時期なので引越し需要が高まり、世間一般の休暇である土日やゴールデンウィーク、夏休みなども、引越しが混み合う時期なので引越しの予約は取りにくいです。
これら引越しの予約が取りにくい時期が引越し予定の方は、早めの予約が必要です。
実際の混雑状況は引越し業者によって異なる
引越しの予約が取りにくい時期は、上記の通りですが、実際の混雑状況は引越し業者によって異なります。
引越しの予約状況は、ホテルの空室状況のように、ネットで一目で空き状況が見れるわけではありません。
引越し業者に直接連絡をして予約が取れるかどうか確認するか、引越し業者の一括見積りサイトを利用してヒットする業者を見付けるか、などを考えます。
予約が取れるかどうか、料金が妥当かどうかの判断を簡単にするには、引越し業者の一括見積りサイトが便利です。トラックの空き状況がネットで見れるわけではありませんが、引越し希望日にヒットした引越し業者が簡単に見付かります。
引越し直前に予約したい場合
引越し業者が用意しているトラックの空きがあれば、引越し一週間前でも引越し当日でも予約できます。
自分で引越し業者に電話して予約することもできますし、引越し業者一括見積りサイトを利用しても、引越し直前や引越し当日に予約できます。(引越し当日に予約ができない一括見積りサイトもあります。)
私自身、引越し業者一括見積りサイトの引越し侍を利用して、2日前に冷蔵庫だけの引越しを予約したことがあります。(引越し侍で引越し業者を決めました。)
私が利用した引越し侍の一括見積りは、引越し当日に予約することはできませんでしたが、翌日でしたら予約可能でした。(翌日に予約したい場合は前日の正午までに受付。)
引越し直前に焦って引越しを予約すると、「多少料金を高くしても承諾してくれるだろう」と、引越し業者に足元を見られる可能性がありますので、いくつかの引越し業者の見積りを取って対応力を比較検討しましょう。
引越しの予約を取るまでにすること
- 複数の引越し業者に訪問見積りをお願いする
- 見積書を書面化してもらう
- 料金だけではなく引越し内容も確認する
- 補償内容やアフターサービスを確認する
引越しの予約を取る上で見積りを取ることは欠かせません。見積りは、引越し業者に家に直接来てもらって、訪問見積りをお願いすると確実です。その際に、見積り書が作成されますので、きちんと目を通しておきましょう。
荷物量が少ない一人暮らしの引越しでは、電話のみの見積りでも対応してもらえます。その場合は、電話のみの口約束だけにするのではなく、見積書を郵送で送ってもらうなどして、契約内容を書面化すると良いです。
引越しトラブルに多い、補償内容やアフターサービスについてもきちんと確認してから引越しの予約を取りましょう。
引越しの予約を取って安心しない
どんな商売もそうですが、予約を取ることには一生懸命だけれど、その後の対応が不十分ということがあります。
見積りだけなら何社にお願いしても良いので、自分が納得する引越し業者が見付かるまで比較検討することが大切です。
簡単な引越し以外は、電話やネットのみで引越し業者を決めるのではなく、直接業者と顔を合わせる訪問見積りをお願いします。対応力を見て信頼できる業者を探しましょう。
引越し業者探しは、業界トップクラスの引越し紹介件数を誇る引越し業者の一括見積りサイト「引越し侍」がおすすめです。