引越し当日の流れ~必要なものとやることを確認~

引越しの荷造りや準備が整ったら、いよいよ引越し当日を迎えます。

引越し作業員が引越し元に到着したら、あっという間に荷物がトラックに積み込まれます。

トラックへの荷物運び込みと、新居への荷物運び入れにかかる時間は、荷物量によって異なりますが、大体1~2時間でトラックに荷物が積み込まれて、新居到着後、1~3時間で荷物の運び入れが終わり、引越し作業完了となります。

移動距離が長い場合は、荷物運び込みの日と、運び入れの日を別々にして、2日に渡って引越しが行われることもあります。

また、エアコンの取り外しがある場合は、引越し前日に取り外しておくのがおすすめです。

引越し当日の流れを確認して、確認不足やトラブルがないようにしましょう。

1. 引越し当日に必要なものを確認

引越し当日は、引越し作業員が来る前に、必要なものと荷造りの最終チェックをします。

引越し当日に必要なものは、引越し業者に支払う現金や印鑑です。現金や通帳などの貴重品は、引越し業者が運べないものですので、「現金・通帳・印鑑」の3点セットは、自分で責任を持って管理しましょう。

自分で持ち運ぶ荷物以外にも、引越し当日に荷造りするものがあります。

引越し当日に荷造りする主なものは、カーテン、使いかけのトイレットペーパー、生活ごみ、布団などです。(引越し当日に荷造りするもの

生活ごみは、引越し業者は運んでくれませんので、自分で運びます。(自分で持って行くもの

2. 引越し業者到着後に荷物の運び込み開始

  1. 引越し元に引越し業者到着
  2. 運び出すものを確認
  3. 建物の養生
  4. 大型家具・家電の梱包をして運び出す
  5. 全ての荷物がトラックに運び込まれたら、確認書にサイン

引越し作業は、依頼者立ち会いの元で行います。

引越し業者が引越し元に到着したら、運び出す荷物を確認して、作業員が建物を養生します。

大型家具・家電は、作業員が梱包して運び出してくれます。ダンボールに入らない大きな荷物や照明器具も、基本的には、作業員の方に任せてしまって大丈夫です。

引越し料金はいつどのタイミングで支払うの?

引越し料金支払いのタイミングは、引越し業者によって違いますが、主に、作業開始前に支払うか、荷物をトラックに積み込んだ後に支払うのが一般的です。

私が以前、サカイに引越しをお願いした時は、作業開始前に支払いました。

アートに引越しをお願いした際は、荷物をトラックに積み込んだ後に支払いました。

サカイのように、引越し作業開始前に引越し料金を支払う場合は、引越し業者が到着したら、まず支払いを済ませてから作業に入ります。

大型家具・家電の拭き掃除について

大型家具や家電を移動する際に、拭き掃除をサービスで行ってくれる引越し業者もあります。

洗濯機の裏や冷蔵庫の裏などは、移動時にしか拭けないところですし、新居に移動する前に拭いておきたいですよね。

家具移動時の拭き掃除サービスがないのであれば、雑巾を自分で用意して拭いてしまいましょう。

作業ペースを乱さないように、業者側のペースに自分が合わせて掃除するように心がけるとよいと思います。

エアコンの取り外しは引越し前に行う

引越しと同時に、エアコンの取り外し作業がある場合は、引越し前に取り外しておくことがおすすめです。(引越しが午後からの場合は、午前中にエアコンの取り外し工事を行うこともあります。)

引越し当日にエアコンを取り外すと、エアコンを運ぶ間は、引越し業者が待たなければならずスムーズに作業が進みません。

引越し業者の提携電気工事業者にエアコンの取り外しをお願いする場合は、引越し業者の指示に従ってエアコンの取り外しを行いましょう。

エアコンの取り外し工事は、1時間ほどで終了します。

引越し当日のエアコン追加工事費について

引越し時のエアコン取り外し作業の際に、電気工事が必要になる場合は、その場で追加工事費を支払うのが一般的です。

電気工事が必要になるケースというのは、エアコンを取り付けた際に、電圧変換工事をしていた場合です。

100Vから200Vに電圧変換をしてエアコンを取り付けしていた場合は、元の100Vに戻す作業をしなければなりません。電圧変更の費用は、大体5千円です。

3. 引越し業者と新居で待ち合わせ

  • 新居で引越し業者を待たせない
  • 新居の鍵は事前に受け取っておく
  • 退去立ち合い日と引越し日が同日の場合は注意する

荷物をトラックに積み込んだ後は、引越し業者と新居で待ち合わせます。

引越し業者を待たせないように、依頼者が先に新居に着くようにしましょう。あまりにも引越し業者を待たせると、追加料金が発生することがあります。

新居の鍵の受取りについて

引越し先が賃貸住宅の場合は、鍵を引越し当日に受け取ってから新居に向かう話を聞きますが、引越しまでに新居の鍵は準備しておいたほうがよいです。

事前に不動産屋に相談して、早めに新居の鍵を受け取っておきましょう。

引越し当日に退去立ち会いがある場合

引越し当日に退去立ち会いがある場合は、旧居の掃除と立ち会い作業の時間がありますよね。

退去立ち会いの時間は、業者側にとっては、待ち時間となりますので、家族で分担して旧居、新居で作業をするか、退去立ち会い日と引越し日とを、別日に分けるなどしましょう。

4. 新居に荷物を運び入れて引越し完了

  1. 新居にトラック到着
  2. 新居壁の傷や汚れをチェック
  3. 建物の養生
  4. 新居に荷物運び入れ
  5. トラックに残った荷物がないか確認
  6. 作業完了確認書にサイン

引越し業者が新居に到着したら、新居の壁に傷や汚れがないかチェックし、建物の養生をして荷物を運び入れます。

荷物が全て運び込まれたら、トラックに荷物が残っていないかを確認して、全部の引越し作業が終了になります。

サカイやアリさんは、全部の引越し作業完了後、10分間くらいでできるお手伝いをお願いできることがあります。

新居壁に傷や汚れがないかチェックする

新居の壁に傷や汚れがないかは、荷物を運び入れる前にチェックします。

荷物を運んだ後に新居の壁に傷や汚れを見付けた場合は、元々引越し前からあった傷なのか、引越し業者が付けた傷なのか、責任の所在が分かりにくくなります。

責任の所在が不明なものは、仮に引越し業者が付けた傷だとしても、補償してくれないか、対応が遅くなる可能性があります。

元々引越し前からあった傷なのか、引越し業者が付けた傷なのかの判断ができるように、荷物を運び入れる前に、新居の壁に傷や汚れがないかを確認しましょう。

トラックに残った荷物がないか確認する

荷物の紛失を防ぐためにも、トラックに残った荷物がないかの確認はしっかり行いましょう。

段ボール数が多いと、全ての段ボールがあるかどうかのチェックを引越し当日にすることが難しくなりますが、トラックに降ろし忘れがないことをチェックすれば安心だと思います。

特に大事な荷物に関しては、何か目印を付けておくなどして、パッと見て中身が分かるようにしておくとよいです。

5. 引越し作業完了後にやること

  • すぐに使うものの荷解き
  • 引越しまでに挨拶できなかった場合はご近所挨拶

引越し作業が全て終わったら、お茶でも飲んでひと休みしたいものですよね。

すぐに使う日用品の荷解きができたら、休憩を入れて、自分のペースで荷解きするとよいでしょう。

引越し荷解きと同時に、引越し後14日以内にやる手続きや、自動車関連・子供関連の手続きなども確認して、徐々に新生活を落ち着かせていくとよいと思います。

ダンボール引き取りサービスについて

荷解き後の段ボール引き取りは、無料で引き取りをお願いできる引越し業者もありますし、有料での対応になる引越し業者もあります。

繁忙期は、希望した日程通りに、段ボールを引き取りに来てもらえないこともありますので、混み合う時期などを事前に確認しておくとよいでしょう。

段ボールを自分で処分する場合は、地域の定める処分方法に従います。予め、引越し先のごみ収集カレンダーを確認しておけば、スムーズに処理できます。

引越し挨拶のタイミングについて

ご近所さんへの引越しの挨拶は、引越し作業が始まる前までに済ませておくのがよいと思いますが、引越し作業が終わった後に挨拶する方も多いです。

引越し後に挨拶する場合は、できるだけ早めに挨拶に伺うとよいでしょう。

詳しい内容は、引越し挨拶の範囲とタイミングの記事を参考にしてみて下さい。

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